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IT基礎知識やアルゴリズムを体系的に学ぶことができる国家資格である基本情報技術者試験。
勉強をするにあたって
- 独学でも合格できるのか
- 文系でもつまずくことなく勉強を進めることができるのか
このような疑問を持つ方が多いのではないでしょうか?
文系出身の現役エンジニアである私が、基本情報技術者試験に一発で合格した独学方法を解説します!
この記事を読むと以下のことが分かります。
- 独学のメリットとデメリット
- 文系出身でも挫折しない具体的な独学の方法
- おすすめの参考書
- 独学のモチベーションの保ち方
独学のメリットとデメリット
メリット
独学のメリットは2つあります
- 自分のペースで学習できる
- 通信講座等に比べて費用が安い
独学だと自分のペースで学習できるため、自由に学習スケジュールを組むことができます。仕事や家庭との両立もしやすいです。
また、通信講座を受けるとかなりの金額がかかりますが、独学の場合にかかる費用は主に参考書のみの金額になるため、とてもコスパが良いです。
デメリット
独学のデメリットは2つあります。
- モチベーションの維持が難しい
- わからない問題の解決に時間がかかる
過去問の活用や用語の暗記で対策しやすい科目Aについては、文系の方でも対策がしやすいです。
その一方で、プログラミングの知識が必要な科目Bはとてもつまずきやすい箇所であり、わからない問題にぶつかってしまうと解決に時間がかかります。つまずく箇所が多い人ほどモチベーションが低くなりやすいため、モチベーションの維持が合格への鍵になってきます。
文系でも独学で合格できるのかとても不安ですよね。
でも大丈夫!
文系出身の私でも合格できた独学方法をこれからご紹介します
文系出身エンジニアが実践した基本情報技術者試験の独学方法
合格に必要な勉強時間を把握しよう:IT初学者はおよそ200時間必要
基本情報技術者試験の合格に必要な勉強時間はおよそ200時間です。
しかし、個人個人のITスキルや保有している資格によって必要な勉強時間は以下のように大きな違いが出てきます。
ITパスポートを保有している人 またはITの実務経験がある人 | 50~100時間 |
ITパスポートを保有していない人 またはIT未経験の人 | 150~200時間 |
このように、合格に必要な勉強時間は個人によって違いがあります。
そのため、まずは自分のITスキルに応じた勉強時間を把握することが大切です。
私はITパスポートを保有済でしたが、
文系出身でITにとても苦手意識があったため、150時間を目標にしました!
必要な勉強時間を把握できたら、次は具体的な学習スケジュールを立てていきましょう。
具体的な学習スケジュールを立てよう:平日・休日それぞれに使える勉強時間を考慮する
独学の場合、学習スケジュールの組み方がとても重要になってきます。
200時間の勉強時間が必要な場合、1日2時間勉強したとしても3か月程度かかる計算になります。
参考までに、私は以下のような学習スケジュールを立てました!
必要な勉強時間:150時間
平日:1時間
休日:2時間
勉強に必要な期間:約4か月
学習スケジュールを考える際に意識したことは、平日・休日それぞれにどのくらい勉強時間が確保できそうか現実的な数字を考慮することです。
特に、社会人の方は勉強に使える時間が限られていると思います。
平日・休日に使える勉強時間を把握してから、何か月後に受験するかを決めるといいでしょう。
学習スケジュールを決めたら、次は科目別の対策法を知っておきましょう!
科目別に対策をしよう:おすすめの参考書をご紹介!
科目A:とにかく過去問を解く!重要用語の暗記が合格への近道
科目Aはテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3分野から計60問出題されます。
科目Aの特徴は
- 出題範囲が広い
- 重要な用語の暗記が必要
- 過去問がそのまま出題されることがある
出題範囲が広く大変そうに見えますが、過去問がそのまま出題されることも多く、暗記をすればサクサクと解くことができます。
ですから、計算問題が苦手な文系の方でも過去問を繰り返し解くことで点数アップに繋げることができます。
参考書を繰り返し読んで、過去問をたくさん解いて暗記しましょう!
私が使用した参考書を以下に紹介します!
「いちばんやさしい基本情報技術者」は豊富なイラストや図版を用いた丁寧な解説が特徴で、文系の私でも理解しやすく躓きにくい一冊でした。
また、頻出の過去問が380問以上掲載されているため、過去問をたくさん解くことが合格のカギとなる科目Aの対策にはピッタリです。
科目B:解説をしっかり読んで理解を深め、演習問題に挑む
科目Bはアルゴリズム・プログラミングの分野から16問、セキュリティの分野から4問の計20問が出題されます。
セキュリティの問題に関しては暗記問題のため、何度も繰り返し演習問題を解くことで得点アップにつなげることができます。
一方で、アルゴリズム・プログラミングは基本情報技術者試験の最難関。苦手意識が強く、どのように勉強をすれば合格できるのか悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
でも大丈夫!
文系の私でも科目Bを攻略できました!
科目Bを攻略するコツは
- 科目Aの応用が出題されるため、まずは科目Aの対策を進める
- 参考書の解説をしっかり読んで理解できるまで掘り下げる
- 演習問題を何度も解き、イメージを掴む
実務経験のない方はプログラミングに馴染みがないため、最初は問題を見て戸惑うかと思います。
しかし、そこで焦らず、しっかりと解説を読んで問題を理解することが大事です。
最初から急に問題を解こうとするのではなく、
①まずは解説をしっかり読む
②解説を理解したうえで問題を自力で解いてみる
このように①と②を繰り返していくことで問題を解く力が着実についていきます。
私が使用した参考書はこれ!
「情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]」では文法が丁寧に解説されており、プログラミング初学者の方でも理解しやすい一冊。
プログラミングの実務経験がない私でも、基礎がしっかり身につき演習問題も自力で解けるようになりました。
独学のモチベーション維持の方法
学習目標はスモールステップで:週ごとや日ごとに小さな目標を設定しよう
週ごとや日ごとに小さな目標を設定することで、達成感を得やすくなり、モチベーションの維持につながります。
例えば
- 一週間でこの章を終わらせよう
- 一日1ページ読み進めよう
- 一日10問の問題を解こう
上記のように、こまめに達成可能な目標を設定することで「目標を達成できたぞ!」という実感が湧きやすくなります。
何か月も学習を続けるのはとても大変です。
だからこそ、目標は細切れにして日々達成可能なものにしていきましょう!
学習のリズムを作る:勉強をルーティン化してしまおう
毎日同じ時間に勉強するなど、ルーティン化することで自然と学習が進みやすくなります。
例えば、
- 出勤前の朝1時間は勉強時間にあてる
- 通勤中の電車の中で参考書を読む
このように日常生活の中に勉強を組み込むことで、学習の習慣化につながります。
まとめ:文系でも怖くない!独学で基本情報技術者試験に挑戦しよう。
ここまで基本情報技術者試験の独学方法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
ITの苦手意識がある文系の方でも
- 必要な勉強時間を把握する
- 具体的な学習スケジュールを立てる
- 科目別にそれぞれしっかり対策する
上記を意識することで合格することができます。
基本情報技術者試験に合格することで、
エンジニアへとしての市場価値を高めていきましょう!
以上、基本情報技術者試験の独学方法でした。ご一読いただきありがとうございました!
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