『精神科医が教えるストレスフリー超大全』の感想と実際に実践してみた変化をご紹介!

本紹介

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ストレスの多い世の中にとって、ストレスから少しでも解放されたいと考えている方は多いと思います。

しかし、具体的にどのようなことを行えばストレスフリーな日々をおくることができるのか分からず困っているのではないでしょうか?

そんな方にオススメの本が『精神科医が教えるストレスフリー超大全』です。

本書を読むと以下のことが分かります。

  • 不安の取り除き方や付き合い方
  • 悩みを整理し、向き合う方法
  • 体の疲れを解消する方法

本記事では、感想とともに、実際に生活に取り入れた変化と実感についてご紹介します。

本の概要

出版年:2020年7月

ジャンル:実用書

著者:樺沢紫苑

ページ数:344ページ

章ごとのオススメポイント

1章:他人ではなく「自分」を変えることで人間関係の悩みを解決できる

他人と自分を比べることで落ち込んでしまうことがある人は多いのではないでしょうか?

「他人と自分を比較して落ち込んでしまう」という心理は、あなただけのものではなく、ほとんどの人に存在するものです。ですから、他人と比較する自分を責めたり、落ち込んだりする必要はまったくありません。
本文より引用

このように、他人と比較することは当たり前であり気にすることではないことを教えてくれます。

とはいえ、どうしても比べて落ち込んでしまうことはありますよね。

1章では「他人と自分を比べない方法」について詳しく解説してあり、比べることで落ちこんでしまう人にはとても参考になる章です。

紹介されている主な方法は3点です。

  • 他人ではなく「過去の自分」と比べることで自身の変化に気づく
  • 他人を比較するのではなく「観察」する
  • 「妬む」のではなく「リスペクト」することで、良いところをマネする

上記の方法を実践することで、これまでとは違った視点で他者を見ることができるようになります。

2章:友達がいると人生が楽しくなる!大人になってから友達を作る方法がわかる

孤独の健康へのリスクは、「タバコを1日15本吸う」「肥満者の死亡率の2倍」に匹敵します。「孤独」はあなたの心と体をむしばみます。友達がいて、定期的に会って話す。それだけで、あなたは健康でいられるし、長生きできるということです。
本文より引用

ひとりカラオケなど、ひとり○○が増えていく今の世の中ですが、友人がいたほうが人生が楽しくなると著者は述べています。

また、大人になってから友達を作る方法についても以下のように解説してあり、「社会人になるとなかなか新しい友達ができない・・・」という悩みを解決してくれる一助にもなります。

  • 笑顔で対応することで話しかけられやすい雰囲気を作る
  • 自分と相手の共通点を探り、自分から雑談してみる
  • コミュニティに参加し、「同じ趣味」「同じ興味」を持つ人と関わる

大人になってから友達を作るなんて・・・と消極的な人でも実践することができるのではないでしょうか。

3章:職場の人間関係についての考え方を変える方法が解説されている

1章でも人間関係について解説されていますが、3章では職場の人間関係に絞って解説されています。

「職場での人間関係」に関するある調査では、84%もの人が問題を抱えているというデータがあります。さらに、転職者に対する別の調査では、「人間関係が転職のきっかけになった人」が、53%にも及んでいます。
本文より引用

本文にも記載されているように、職場の人間関係が悪いことはごく当たり前のこと。

そのため、職場の人間関係についての考え方を以下のように変える必要があると著者は解説しています。

  • 職場の人と「仲良くなる」のではなく、「仕事に必要なコミュニケーションをとる」
  • 気軽に相談できる人を一人だけ作ることで、「誰にも相談できない」ストレスから抜け出す
  • 仕事で成果を出し、「信頼」を得る

職場の人とは最低限のコミュニケーションをとるだけで良いのだと、考え方を変えることができます。

4章:忙しい人でも大丈夫!簡単に実践できる健康法が紹介されている

ストレスに強くなるには考え方だけでなく、疲れない体を作ることも大切です。

しかし、具体的に何をすればいいのか分からない人が多いはず。

そんな人のために、4章ではすぐに生活に取り入れることができる健康法が解説してあります。

  • 睡眠時間を1時間だけ増やしてみる
  • スキマ時間で運動不足を解消:1日約20分だけ早足で歩けばいい
  • 良い間食をとる:「ナッツ」がオススメ
  • よく噛んで朝食を食べる

「健康的な生活」ってなんとなくハードルが高いのでは?と思っている人でも実践しやすそうですね。

5章:「性格」ではなく「行動」を変えることの重要性が分かる

「自分の性格を変えたい」「今の自分に満足できない」と感じている人はたくさんいると思います。

結論からいうと、性格は変える必要はありません。精神医学的見地からいうと、3年くらい長期的に取り組めば性格を変えることは可能ですが、一朝一夕にはできません。
本文から引用

とっておきの方法は「性格」を変えようとするのではなく、「行動」を変えればいいのです。
本文より引用

このように、著者は「性格を変える」ことの難しさ、そして「行動を変える」ことの重要性について述べています。

「行動を変える」方法については以下のように解説しています。

  • 行動を細分化し、行動のハードルを下げる
  • 悩みを書き、悩みを解決できそうなToDoを3つ見つける

上記の方法を実践することで「性格を変えたい」と必死になっていた自分から抜け出し、「行動を変える」ことを始めていけるでしょう。

実際に生活に取り入れた感想と変化

本書で解説されていることについて、実際に生活に取り入れた感想と変化を3つご紹介します。

「過去の自分」と「今の自分」を比較する

他人を比較しがちな自分にとってまず実践しやすいことは、1章にて紹介されている「過去の自分」と「今の自分」を比較することだなと思い、実践してみました。

特に、ここ一年で転職を行ったこともあり、まだまだ仕事に慣れず「あの人はあんなに仕事ができるのに自分は・・・」と比べてしまうことが多かったのです。

しかし、「転職前の自分」と「転職後の今の自分」を比較すると、「こんなにもできることが増えていて、ちゃんと成長しているじゃん!」と前向きな気持ちになれました。

朝に20分ウォーキングをする

私は仕事がデスクワークのため、運動不足をとても感じていました。

そのため、4章で紹介されていた運動不足解消法である20分程度の運動の実践を決意。

約1か月間続けた結果、とても心も体もスッキリし、仕事に集中できるようになりました!

なんとなく運動というものはもっと負荷がかかり大変なものだと思っていましたが、20分程度のウォーキングでも効果があると実感しています。

3行ポジティブ日記を書く

私はとてもネガティブな気質のため、良いところに目を向けられるようになれたらいいなと思い、5章にて紹介されている「3行ポジティブ日記」を実践しました。

3行ポジティブ日記は、今日あった楽しかったことを3つ書き出すというとてもシンプルな日記です。

ネガティブ気質な人は一日の中でも特にマイナスなことに目を向けがちかと思います。

しかし、3行ポジティブ日記を行うことで一日を振り返る時間を作ることができるうえに、「今日はこんなに良いことがあったのだな」とプラスな気持ちになることができました。

日常の「悩み・不安・疲れ」をとってストレスフリーな毎日をおくろう!

ここまで『精神科医が教えるストレスフリー超大全』について紹介してきましたが、いかがでしたか?

本書には簡単に実践できる方法が多数解説されており、「今すぐに」実践することができます。

ぜひ、本書を読んで、日常の「悩み・不安・疲れ」をとってストレスフリーな毎日をおくりましょう!

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