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「休職中、何をして過ごせばいいのだろう?」そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
特に、適応障害やうつ病といった精神的な病気で休職している方は、急に自由な時間ができても、どう使っていいのか不安で悩んでしまうこともありますよね。
そんな方のために、私自身の休職経験をもとにして休職中の過ごし方を解説します。
本記事を読むと、以下のことがわかります。
- 心と身体を休めるコツ
- 暇な時間を有効活用する方法
- 不安の軽減の仕方
休職期間をうまく使い、時間を有効活用したい方はぜひご一読してみてください。
この記事を書いているのはこんな人です。

大学で4年間心理学を勉強したのち、心理士として従事。
新卒一年目で適応障害を発症し、休職を経験。
その後転職を決意し、エンジニアにキャリアチェンジ。
現在は、エンジニアとして働きながら、
心の問題についての情報を発信しています。
【時期別】休職中の過ごし方
①休職初期:心と身体をゆっくり休める時期
休職に入ったばかりの時期は、療養に専念しましょう。
休職初期は復職のことや今後のことを色々と考えてしまい、つらくなってしまうことも多い時期です。
そんなときにでも焦らず、まずは症状を改善することを最優先にし、ゆっくり休むことが大切です。
十分な睡眠をとる
休職初期は体力も落ち、体調もすぐれない日が多いかと思います。
そのため、まずはゆっくりと寝て休むことが大切です。
とはいえ、
- こんなに寝てしまっても大丈夫なの?
- もっと有意義な過ごし方があるのでは?
など、休むことに対してなんとなく罪悪感や焦りを感じてしまいますよね。
私自身も最初は服薬の副作用で丸一日眠ってしまい、目が覚めたときに「こんなに寝てしまって時間を無駄にしてしまった・・・」と焦りを感じずにはいられませんでした。
しかし、回復するためには睡眠はとても大事。あまり焦らずにたくさん寝ても大丈夫ですよ。

食事の準備は無理をしない程度に
体力を取り戻すには食事をしっかりととることが大切です。
しかし、体調が悪い中、食事の準備をするのは辛いですよね。
特に、一人暮らしの方はすべて自分で準備しなければいけません。食事をとろうと思っても作る気力が湧かない・近くのコンビニに行くのもしんどいと感じることもあるかと思います。
私も一人暮らしなのですが、食事の準備が苦痛で仕方ありませんでした。
そんなときに利用したのが宅配食サービス。
自炊することは完全に諦め、【宅配弁当Meals】 を利用し、食事をとっていました。
冷凍庫に保存し、食べたいときにレンジで温めるだけなので大変助かりました。
以前のように家事ができないことを責めるようなことはしなくて大丈夫です。
これまでの生活を無理に維持しようとはせず、家事のハードルを下げていきましょう。

②休職中期:心身のバランスを取り戻し始める時期
休職中期になると、体調も安定し始めてきます。
心身ともに落ち着いてきたら、少しずつ規則的な生活を取り戻しはじめていきましょう。
自分にあったリラックス方法を見つける
この時期からは自分と向き合う時間を作っていくことをオススメします。
コーピングリストを作成し、自分がどんな時にリラックスできているのか、何をしてるときに喜びを感じているのかを可視化することも大切です。
今後のセルフメンタルケアにも役立てることができるので、ぜひ実践してみてください。
コーピングリストの作成方法については以下の記事で紹介しています。
趣味を楽しむ
何かに取り組む気力が湧いてきたら、趣味に没頭してみましょう。
まだ体力が戻ってきていない時期かと思うので、家でできるような趣味を見つけることができるとよいですね。
例えば、
- 読書
- アニメ
- 漫画
- 映画鑑賞
などは自宅で楽しむことができます。
これを機にイーブックイニシアティブジャパン eBookJapan やABEMAといったサブスクに加入するのも良いでしょう。
人によっては文字を読むのがしんどかったり、内容が頭に入ってこない方もいるかと思います。
とはいえ、何もしないのはソワソワする・・・と感じる方もいるのではないでしょうか。
私自身も新しいアニメの内容はなかなか頭に入ってこなかったため、これまでに見たことのあるアニメを見返して時間をつぶしていました。
何もしないよりかは、ちょっと楽しい気持ちが出てきて気が楽になりました!
散歩や電車を使った移動など、行動範囲を広げていく
動けるようになってきたら少しずつ体力を取り戻していきましょう。
まずは近所を30分ほど散歩する程度の運動を取り入れ、慣れてきたら電車を使って少し遠出してみても良いと思います。
休職中だからといって遊んではいけないなんてことはありません。
どこかに行きたいという気持ちが出てくるのは回復している証拠。
友人に会ったり、行ってみたい場所に行ってみたりしてリフレッシュしても大丈夫ですよ。
③休職後期:復職に向けて準備をしていく時期
決まった時間にどこかに通う習慣を作る
復職をすると毎日会社へ出社することになる方が多いかと思います。
そのため、どこかに通う習慣を作り、少しづつリハビリをしていきましょう。
例えば、
- 毎朝カフェに行って、コーヒーを飲みゆっくり過ごす
- 図書館に通って読書する
- ジムに通って運動をする
- 公園に通ってウォーキングやジョギングをする
このように、どこかに通う習慣を作って身体を慣らしていくことが大切です。
生活リズムを整える
どこかに通う習慣が身についてきたら、次は復職後と同じ生活リズムをおくれるようにしていきましょう。
睡眠時間が安定し、週5日間安定して問題なく生活ができるようになることが目標です。
生活を記録し可視化すると、自分の生活リズムを客観的に見ることができます。
Awarefyというアプリでは生活リズムを簡単に記録し管理することができるため、アプリで気軽に記録したいという方はぜひ利用してみてください。
Awarefyについては下記の記事で紹介しています。
休職期間を有意義に過ごそう!
ここまで休職中の過ごし方を時期別に紹介してきましたが、いかがでしたか?
「何をすればいいのか分からない」と不安に思っていた方は、ぜひ紹介したことを少しずつ実践してみてください。
焦らずにゆっくりと、暇な時間を少しでも有意義に使い、心身ともに少しずつ回復させていきましょう!

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